ねっとり甘い焼き芋を作るなら「安納芋」で! 特徴と選び方、保存方法について解説
最近のサツマイモの中でも特に人気の高い、安納芋。
種子島の特産品とされるサツマイモで、人気が高いため、最近はスーパーなどでもよく見かけます。 もともとは種子島の安納地区で生産されていたさつまいもである事から、この名前がついたようです。 以前は、ホクホクとしたサツマイモらしい焼き芋の人気が高かったのですが、最近はねっとり系の焼き芋がブームとなっている事もあり、 焼き芋を作るなら安納芋が一番おいしい、という声も多いのではないでしょうか?
安納芋の甘さの理由は、他のサツマイモに比べ、ショ糖を多く含んでいるというところにあります。
ねっとりとした触感は、豊富に含まれる水分によるものです。
調理法にもよりますが、安納芋と他のサツマイモを同じような方法で調理したとしたら、確実に安納芋の方が甘く仕上がるでしょう。 やや低めの温度でじっくりと加熱すれば、それはもうスイーツといっても過言ではない位の甘さになるため、 冷たくしたものをアイスクリームとして食べる人もいるくらい。 甘味の強い、クリームのような焼き芋がたべたい方におすすめの品種です。 おススメ! 焼き芋専門ショップおいもやの「紅はるかの冷凍焼き芋」♪
びっくりするくらい甘い、糖度53度の紅はるかの冷凍焼き芋。
レンジで温めるだけで美味しい焼き芋が楽しめます。 半解凍でアイスとして食べても美味。 ご自宅用の常備おやつとしてはもちろん、ギフトにもぴったりの甘~い冷凍焼き芋です! 安納芋にもいろいろな品種がある
安納芋・・と一口に言っても様々な品種が存在しており、安納芋の品種でありながら異なる名前で販売されている場合があります。
・安納紅
・安納こがね ・安納もみじ ・灯籠蜜いも ・フルーツこがね
名前は違っていてもやや果肉の色等が異なるだけで、味にはあまり違いがないと言われていますが、
フルーツこがねは安納芋の中でも特に糖度が高く、非常に甘味が強いという特長を持っています。
甘いもの好きな方は、試してみると良いですね。 甘くておいしい安納芋の選び方は?
同じ安納芋でも、当然甘みの強いものとそうではないものが存在します。
別記事の美味しい焼き芋をつくるには美味しいサツマイモを選ぶこと 選び方について解説!でも解説した通り、 安納芋を購入する際は、以下の点に注意しながら選ぶようにしましょう。
・やや小ぶりなものが良い
・ふっくらと丸味があるもの が良い(細長いものは甘みが少ない可能性) ・持った時にずっしりとした重みが感じられるものが良い ・表面の凸凹や傷がすくないものが良い
なお、安納芋といえば圧倒的に種子島産は多い印象ですが、
品種によっては種子島以外でも栽培されており、そういったものをスーパーや野菜の直売所などで見かけることがあります。
野菜や果物は土壌の成分や気候などによって味が変わってくるため、 確実に美味しいものを食べたいのなら、種子島産の安納芋を選んだ方が良いかもしれません。 安納芋の保存方法は?
収穫直後のさつまいもは甘みが少ないため、もし収穫後の安納芋を手に入れた場合は、
3週間以上置いておくのが望ましいといえます。
その際の保存方法ですが、まず冷蔵庫には入れないでください。 表面が完全に乾いている状態で新聞紙にくるみ、10度を少し超えるくらいの涼しく暗い場所に保管しておくのが理想。 温度が低すぎると芋が傷みやすくなりますし、逆に温度が高すぎると発芽してしまう可能性があるため、注意が必要です。
沢山いただいたり買い過ぎて余ってしまった安納芋は、
焼き芋にしてから冷凍してしまうのがおすすめ。
冷凍焼き芋にした状態なら、甘みを損なわずに長期間保存できます。 食べる場合は、軽く電子レンジで温めてください。 安納芋はどこで手に入れる?
先ほど、安納芋はスーパーなどでも手に入ると書きましたが、
確実に種子島産の芋を買いたい場合や、沢山購入する場合には通販がおすすめです。
特にわけあり品などだと、ものすごく安く買えます。 経験上、わけあり品は味にバラつきがあることが多いのですが、 安納芋にしては甘みが少ないかな?と思われるようなものでも、普通のサツマイモに比べれば十分に甘いものが多いため、 そういった味のバラつきが気にならない方には、わけあり品はお買い得です。
自分で焼くのが面倒だという方は、冷凍タイプの焼き芋をお求めになると良いでしょう。
電子レンジでチンするだけで、美味しい焼き安納芋がすぐに食べられます。
お子さんのおやつにもおすすめです。 |