オーブントースターで焼き芋屋さん並の美味しい焼き芋を作ろう！

皆さん、焼き芋って何でつくりますか？

家庭で作る場合、一般的にはオーブンを使用して作られる方が多いのではないかと思いますが、 本格的なオーブンがないお家もあると思います。

今回は、どのお宅にもあると思われるオーブントースターを使用して、おいしい焼き芋 を作る方法をご紹介したいと思います。

説明の必要はないと思いますが、念のため説明しておくと、 オーブントースターとは、パンを焼く小型のオーブントースターのことです。

あまりに大きいお芋だと、表面が焦げたりトースター自体に入らない可能性もあるため、小ぶりなものや中くらいのサイズのものを選んでくださいね。



ちなみに、利用するオーブントースターは以下のような、昔ながらの標準的なタイプで全然大丈夫です。

今は高機能なオーブントースターもたくさんありますが、焼き芋の仕上がりに関しては大差ないと思います。

基本的には、オーブンで作る焼き芋も、オーブントースターで作る焼き芋も作り方はほとんど変わりません。

ただしオーブントースターは食品の表面が焦げやすいため、 表面を焦がしたくない場合や、表面までしっとりとした焼き芋を作りたい場合には、アルミホイルを利用しましょう。

短時間で仕上げたい場合は、
焼き芋用の黒いアルミホイルを使用する手もあります。

もちろん、それらがなくてもおいしい焼き芋を作ることはできますので、ご安心ください。

トースターによっては、温度調整の出来る機能が搭載された機器などもあると思いますので、温度調整のできるものについては、 180～200度ぐらいにセットすると良いでしょう。

あまり温度を高くし過ぎないのが、美味しい焼き芋を作るコツです。

サツマイモのサイズによって火の通りが異なる為、加熱時間は適当に調整してください。

もし時間に余裕があるのなら、サツマイモを加熱した後すぐにトースターから出してしまうのではなく、 そのまま冷めるまで置いておくのがおすすめ。

サツマイモ内の温度を60度から70度くらいに長く保つことで、 サツマイモのデンプンの分解が進み、より甘く仕上げることができます。

上ではアルミホイルを使って焼く方法を説明しましたが、焼き芋はアルミホイルなしでも作れます。

ただし表面が焦げやすいので、
頻繁に様子を見るなどの注意が必要です。



アルミホイルを使用せずにサツマイモを焼く場合も、基本的にはアルミありの時と同じ方法で作ります。

多少表面は焦げますが、焼き芋らしい香ばしい風味を追加できるため、 人によってはそちらの方が美味しく感じるかもしれません。

あとアルミなしの方がサツマイモから蒸発する水分が多いため、全体の質量が減る分甘みが凝縮されやすいです。

もしサツマイモがご自宅に沢山あるというのなら、アルミなしとあり、両方試してみるとよいでしょう。 いずれも違った美味しさを楽しめるはずです。

なお、安納イモのような甘味の強いサツマイモの場合、焼いているうちに蜜が出てきて、 トースターの内部が汚れたり焦げてしまう可能性があります。

そういった糖度の高いイモをアルミなしで焼く場合は、 サツマイモの下に受け皿やアルミホイルを敷いて焼くようにした方が良いと思います。